梅原直人 個展
WATER(終了)

2019年7月21日(日)~8月4日(日)

11:00~18:00
※火・水曜日 休み

言葉としての自己表現の術を持たない梅原さんが、「色」という塗料を得たとき
その「色」は言葉を代弁する術になるのだろうか。
色を壊していくようにも、ただ戯れているようにも見える、迷いのないダイナミックな筆が描くものは
梅原直人という身体を通して溢れ出す「水」のようでもある。

※梅原さんの描いた布とheiのMikaさんがコラボした限定heiパン・サルパッカマも販売いたします。


梅原直人 個展 WATER

無事会期終了いたしました。



連日の猛暑の中、たくさんの方にお越しいただきありがとうございました。

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はじめて梅原さんのことを知ったのは、NPO法人ホッとさんの「吹田の知られざる画伯たち」という展示の梅原さんのDMでした。

そこに写っている梅原さんの写真と絵の色彩とタッチの力強さに何かはわからないけど今まで感じたことのないものを感じました。

その後ホッとさんの運営する雑貨店「FUYUNIRE」さんを訪ねた時その隣の作業所の奥に保管されていた梅原さんの作品を直に見せていただきました。画面から向かってくるエネルギーに圧倒され、その場でフェルトでの展示をお願いしていました。

梅原さんは生まれながらの障害で言葉を話すことができません。そして健常者とは違った感覚の中で生きているといわれています。その感覚の中で描かれる表現って一体何なのか、そして梅原さんの絵を描いている時の写真を見たときの、梅原さんのまなざしの力って何なんだろう。フェルトで展示していただくことでその説明のできない魅力を発見できたらと思っていました。

フェルトでの数週間の展示の期間中、梅原さんのお母さんや妹さん、学生時代の先生方、ホッとのスタッフの方々、梅原さんを取り巻くいろんな方々がお越しになり、梅原さんを囲んで本当に和やかで楽しい時間を過ごすことができました。その中で感じた皆さんが梅原さんをを思う優しい気持ち、そして梅原さん自身の持って生まれた強さや優しさや明るさが、梅原さんの絵の中にはあふれている気がしました。もともと持ち合わせている肉体的な身体能力の高さも、絵の強さに表れているんだと思います。

フェルトにお越しいただくお客さんには作家の方がとても多く、そんな作家の方々と梅原さんの作品について話せたのも、
とても有意義な時間でした。僕たちは常に言葉という記号を意識し言葉に自分のイメージを支配されながら生きています。それはコミュニケーションの上で必要不可欠なものだし、何より物を認識するためにはなくてはならないものでもあります。見ている物全てを言葉で認識していますし、言葉がなければ何も考えることすらできないかもしれない。そう考えながら梅原さんが生きている世界ってどんな世界なのかと想像したり、物って何か、視覚って何かなど・・とても深く考えさせられました。






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梅原さんの描いた布とheiのMikaさんとのコラボも大好評でした。

何人もの方にご試着いただき、それぞれの雰囲気で着こなしていただきました!



今回の展示にあたり、NPO法人ホッとのスタッフのみなさまのご協力を得て、作品をこころよく展示させていただけましたこと、感謝申し上げます。ありがとうございました。


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